ファクタリングは、企業間で売掛金の債権をファクタリング業者に渡し、先に現金化することです。
資金ぶりに困っている中小企業など安定した得意先からの売掛金がある場合など、重宝されます。
ファクタリングは違法なのでしょうか。
どのような部分でそのように言われるようになったのでしょうか。
ファクタリングは違法な行為ではない
ファクタリングは、会社が得意先に売掛金がある場合、その売掛金を先に回収するためにファクタリング業者を通して現金化することができます。
この行為自体は全く違法な行為ではありません。
民法上売掛債権を渡すことができるようになっていますし、また売掛債権自体第三者に渡すことも違法ではないとされています。
また資金ぶりに困った中小企業などが、安全に資金を調達するために民法が変わっているということもあります。
ですからファクタリング自体は全く問題のない違法のない行為です。
ファクタリングは違法と言われる理由
ファクタリング業者の中には、ファクタリング業者と名乗り、実際には貸金業や闇金をしていることがあります。
この場合は違法です。
闇金業者は手数料を名乗り、違法な金利を利用者から受け取っています。
中には違法な業者もまぎれますので、利用者は十分に注意しないといけません。
また経営者と労働者の間には発生する、給料ファクタリングは、貸金業ではないかという金融業の見解が出ています。
給料ファクタリングの実例は実際に裁判が起きて返還するような判定がでていますので、注意しなければなりません。
違法なファクタリング会社を選ばないためには
違法なファクタリング会社を選ばないためには、実績が多く、顧問弁護士まで公開していると安心です。
手数料が20％以下で膨大な金額を取ってないことが挙げられます。
また契約書の中身をしっかり確認することです。
お金に困って焦って契約してしまうと口頭で聞いていたことと全く違うことが契約書に書かれていたり、内容を理解することが必須です。
ファクタリングは違法ではない
ファクタリングは違法な行為ではありません。
民法で認められている、安心安全な資金調達方法です。
しかしながら、ファクタリング業者自体に違法な業者がまぎれることがあり、利用者は業者についてよく調べたり、契約書をよく読む必要があります。
違法でない業者を選べば、得意先からの売掛金を安全に現金化できます。